未登記建物を相続する場合には、登記が必要なのか?

 

司法書士の深田です。

 

 


  今回は、相続における未登記建物の

取り扱いについて説明させていただきます。

 

 

 当事務所では相続登記においては、

名寄帳の取得をお願いしておりますが、

取得してみますと、未登記建物が

記載されている場合があります。

 

 

 そのため、その未登記建物を

相続する場合の対応としては、

大きく分けて2通りあります。

 

 

 まず1つ目として、

未登記建物を登記してから相続登記をする。

 

 

 2つ目として、

未登記のまま、市区町村へ

【未登記建物家屋補充台帳の変更届】を提出する。

(これは、市区町村において

固定資産税課税台帳の名義を

被相続人から相続をした相続人への

所有者の名義変更をする事です。)

 

 

 相続人の方には職責上、相続登記を

して頂くようにはお薦めをしておりますが、

やはり未登記建物を登記する場合には、

費用的に10万円から15万円位必要となりますので

(一般的な居宅等の場合で、

 土地家屋調査士の建物測量代も含まれます。)

二の足を踏んでしまわれる方が多いです。

 

 

 そのため、費用的に1万円前後(一般的な居宅等の場合)

で済む、市区町村への

【未登記建物家屋補充台帳の変更届】

にされる方が多いです。

 

 

 現在、相続登記の義務化につき

法改正への議論もされていますので、

今後は未登記建物の相続登記も

必要になってくるのでしょうか、

悩ましい問題ですね。